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2007年2月18日 (日)

OuDia 開発の経緯-3:
OuDia開発のスタート(2000年後半)


OuDia開発のスタート(2000年後半)

 2000年の後半ごろ、それまで仕事が忙しかった状況から、自由な時間が多くとれる状況になりました。このとき、「列車を自由自在に変更できるダイヤグラム描画ソフトを作ってみようかな・・・」と、何となく思い立ちました。僕は最初からOuDiaの作成に本腰を入れていたわけではなく、当時は片手間気分ではありましたが、一応この時点がOuDia開発のスタートだと言えます。

 もっとも、当時はOuDiaという名前はありませんでした。といっても、何かを作ろうというときに、製作対象が名無しではイメージも沸きませんし、何よりソフトウエアのファイル名も決められないので、とりあえず『DiagramEdit(仮称)』という名前をつけていました(今思い出しても、自分のネーミングセンスのなさには嫌気がさしてきます)。

 まず考えたのは、「どんなソフトを作るのか」ということです。具体的には、「どんな画面があるのか」・「その画面でどんな操作をすればいいのか」ということを考えていました。ソフトウエア開発の用語でいうところの『外部設計』ですね。

 最初のうちは、外部設計は手書きメモで作成していましたが、ある程度考えがまとまってきたところで、とりあえず簡単なユーザーズマニュアルを作成してみることにしました。この時点では実物のソフトウエアはないため、画面イメージについては、ドローツールやキャラ絵(文字の組み合わせで図形を構成したもの)で代用していました。

 OuDiaのユーザーズマニュアルは、『HTML Help』という方式になっています。僕自身がHTML Help を使ったのはこのときが初めてでしたが、これについては後述したいと思います。

 このときの構想は、現在のOuDiaとは少し違っていました。『駅』のデータには、駅名と駅規模のほか、駅間距離をkm単位で入力できるようにするつもりでいました。ダイヤグラム画面での縦軸の駅間の幅は、この駅間距離をもとに決定するつもりでいました(現在は、駅間最小所要時間で決定しています)。
 また、『列車種別』の指定の代わりに『列車パターン』を指定するようになっていました。『列車パターン』には、列車種別ごとの停車駅と、各駅間所要時分を設定するようになっており、時刻表の画面では始発駅で『発時刻』と『列車パターン』を設定するだけで、終点までの時刻が自動的に設定されるようなものを考えていました。

 現在のOuDiaには、これらの機能は採用していません。
 『列車パターン』の機能を採用しなかったのは、

  • 複数列車のコピー・ペースト
  • 列車の時刻の繰上げ・繰下げ

ができれば十分代替になるだろうと判断したからです。また、ほとんどの路線では、同じ停車駅でも所要時間は列車ごとにばらついており、『列車パターン』通りにはいかないというのも理由です。

 駅間距離の入力を採用しなかったのは、実物のダイヤグラムが距離ではなく運転時分をもとに縦軸の幅を決定していることが分かったからです。

参考:時刻表大研究(監修:鉄道友の会。廣済堂出版)

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