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2007年8月 4日 (土)

OuDia開発の経緯-9
プログラミング作業~最初の OuDia の完成(2005年5月23日~7月30日)


プログラミング作業~最初の OuDia の完成(2005年5月23日~7月30日)

 設計が終わると、いよいよプログラミングの作業になりました。

 前にも述べましたが、設計段階で「何を作るか」が明確になっていれば、プログラミングの作業は設計作業よりは単純作業に近くなります。
 もっとも、プログラムを作るためには知識が必要ですし、必要とされる動作の実現方法に関する知識を持っていない場合は、調べるという作業が発生します。が、どちらかというと、創意工夫よりは、仕事を効率よくこなすための経験がモノを言います。
 ソフトウエア開発はよく、建築に喩えられます。建築でも「何を作ればいいのか」を明確にする設計がきちんと行われれば、実際の大工仕事は比較的単純作業に近いものになる、そんな感じかもしれません。もちろん、大工仕事にも知識と経験が必要ですよね。

 開発メモによれば、プログラミングを開始したのは2005年5月23日、一通りのプログラムが終了して最初の OuDia が動作するようになったのは 7月20日ですから、ほぼ2ヶ月かかったことになります。
 OuDia のプログラムの行数は、約87000行です。ただし、これらすべてをこの2ヶ月で作ったわけではありません。『グリッド形式ビュー』の開発で述べましたが、OuDiaを本格的に作り始める以前から、かなりの構成要素の蓄積を行っています。このような部分を除いた、純粋にこの2ヶ月で作ったプログラムの行数は、大体57000行といったところです。

 このころの OuDia は、基本コンセプトや画面の見た目は現在とほぼ同じでしたが、動作が重いという大欠点を持っていました。現在のOuDiaに比べると、すべての動作が重く、使っていてストレスを感じるものでした。
 特に重かったのが [編集]-[元に戻す] の動作。いわゆるアンドゥ機能でした。ある程度の編集データになると、アンドゥ動作に3秒以上もかかることもありました。当時はアンドゥ動作中に砂時計カーソルの表示を行っていなかったので、作者ですら「フリーズか?」と思うこともありました。

 OuDia と同じ分野のソフトウエアに WinDIA があります。このため、あらゆる面において、どうしても OuDia と WinDIA を比較してしまいます。
 この頃の OuDia は、WinDIAと比較しても相当動作が重いものでした。というより、作ってみてはじめて WinDIA がいかに軽快なソフトウエアなのかがわかり、驚嘆してしまいました。パソコンの性能が今とは比較にならないほど低く、ソフトウエア開発環境も今とは比較にならないほど貧弱な時代において、 WinDIA ほどのソフトを開発なさった ふゆき 氏には只々脱帽という思いでした。


 

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